※感想はネタバレを含みますのでご注意ください。
ダーティハリー3
The Enforcer
1976年
クリント・イーストウッド
タイン・デイリー
ハリー・ガーディノ
ブラッドフォード・ディルマン
デヴァレン・ブックウォルター
あらすじ
サンフランシスコ市内で、武装した過激派グループ「人民革命軍」が銀行強盗を繰り返し、街を混乱に陥れている。刑事ハリー・キャラハンは、犯行現場での銃撃戦や大胆な捜査手法でグループに迫るが、その過激な手段が原因で上層部と衝突し、相棒も負傷する。新たにパートナーとなったケイト・ムーア刑事は、女性という理由で周囲から偏見を受けながらもハリーと共に捜査を進める。人民革命軍は、さらなる資金を得るために誘拐を決行し、街全体を巻き込んだ緊迫した状況が続く。ハリーとムーアは、革命軍の隠れ家を突き止めるために街中を駆け回り、激しい銃撃戦を繰り広げる。革命軍の目的や構成員の正体が徐々に明らかになる中、ハリーは法の枠を超えた大胆な行動で事件解決に挑む。
感想・評価
今までのハリーと犯人のやり取りよりもケイト・ムーア刑事が主軸になってて、異動させられた人事課でほぼ何の経験もないケイトと面接で出会っている。当時のハリーの相棒が、ハリーが人事課にいってるあいだに殉職してしまったことからケイトが相棒になるというポップな設定を取り入れてるのは、映画毎にハリーの異なる視点を見せるためなのだろうか。過去2作と比べて相棒のセリフも出演時間もはるかに多い。だからこそ感情移入させやすくなってるため、最後殉職してしまうのはかなり刺さる。他の視点では、黒人過激派のリーダーでアルバート・ポップウェルがまた登場。3作目ともなると登場したことで「また出た!」と待ってましたという感情になってしまった。これもダーティハリーシリーズの楽しみのひとつになってしまった。
★★★★★★★★☆☆