※感想はネタバレを含みますのでご注意ください。
ニューヨーク1997
Escape from New York
1981年
カート・ラッセル
リー・ヴァン・クリーフ
アーネスト・ボーグナイン
ドナルド・プレザンス
アイザック・ヘイズ
ハリー・ディーン・スタントン
あらすじ
近未来、犯罪増加率が400%を突破したアメリカ。アメリカ政府はニューヨークのマンハッタン島を巨大な刑務所に改造し、そこは300万人もの囚人が暮らす無法地帯と化していた。エネルギー危機によって米ソが開戦した第三次世界大戦が終結しつつあった1997年のある日、大統領専用機がテロリストにハイジャックされ、ニューヨークに墜落。大統領は脱出ポッドに入り生き延びたものの、凶悪なギャングに人質として捕らえられてしまう。政府は、強盗罪で収監予定だった元特殊部隊員スネーク・プリスキンに大統領の救出を命じる。体内に時限爆弾を埋め込まれたスネークは、単身ニューヨークへと降り立ち大統領の行方を追う。
感想・評価
命がけで大統領を助けるものの、途中で知り合う人たちが次々と死んでしまい、最後の最後で大統領のためにそこまでする必要があったのか、疑念を覚えたスネークの表情は何とも言えない。その成果最後にテープを差し替えたのは少しだけすっきりして見終える事ができる。無法地帯の感じが少しマッドマックスのように感じてしまうのは残念だが、70年代後半から80年代で腐敗した近未来を描くとどうしてもこうなってしまうのは仕方のない事かもしれない。ただ世間程高い評価とは思えない。
★★★★☆☆☆☆☆☆