• 建島 陽一

    Film Picks Review

※感想はネタバレを含みますのでご注意ください。

ダーティハリー4
Sudden Impact
1983年
クリント・イーストウッド
ソンドラ・ロック
パット・ヒングル
ブラッドフォード・ディルマン

あらすじ

サンフランシスコで、性的暴行の加害者や犯罪者が次々と殺害される連続殺人事件が発生する。被害者は全て過去に法の裁きを逃れた人物であり、犯行の背後に私的な復讐があると推測される。刑事ハリー・キャラハンは、この事件の捜査を担当し、犯人を追う。捜査を進める中で、ハリーは被害者の背景や事件の繋がりを洗い出し、犯行が元警察官や法の限界に失望した人物によるものではないかと疑う。一方、犯人は次の標的に手をかけようとし、事件はさらに過激化する。ハリーは街中での追跡や危険な状況に身を投じながら、犯人の動機や真の目的を探る。捜査は、ハリー自身の正義観や過去の経験とも重なる部分があり、彼の信念が試される中、事件は緊迫した展開を迎える。

感想・評価

アルバート・ポップウェルがまたまた登場。ついにホレスという相棒役となるが死んでしまう。ただ今回のストーリー上、ハリーがサンパウロへ向かうため、相棒はホレスが出張先のモーテルに送ったブルドッグだろう。シリーズ4作目にして犬が相棒。そう考えるだけでもおもしろい。ジェニファーを救う形となった結末はハリーらしい。基本的に被疑者第一な発言はこれまでもあった。ただ法にはこだわっている様子もあったという意味では、簡単に決めたことではないだろう、という推測もできる。個人的にはあくまでサンフランシスコで解決してほしかったという点ではストーリー上もったいない。

★★★★★★★☆☆☆

【映画】ダーティハリー4(1983)の感想とあらすじ