• 建島 陽一

    Film Picks Review

※感想はネタバレを含みますのでご注意ください。

007/美しき獲物たち
A View to a Kill
1985年
ロジャー・ムーア
タニア・ロバーツ
グレース・ジョーンズ
アリソン・ドゥーディ
パトリック・マクニー
クリストファー・ウォーケン
パトリック・ボーショー
デヴィッド・イップ
ロバート・ブラウン
デスモンド・リュウェリン
ロイス・マクスウェル

あらすじ

英国諜報員ジェームズ・ボンドが北極海で沈没した英国潜水艦の機密データ回収ミッションから始まる。その背後に巨大な陰謀を隠す大富豪マックス・ゾリンの存在が浮かび上がる。ゾリンは、人工知能やマイクロチップ産業で急成長した実業家だが、秘密裏に不正取引と謎の実験を進めていた。ボンドはゾリンが主催する競馬や豪邸でのパーティーを通じて彼の目的を探る中、ゾリンの冷酷な右腕メイデイや謎の女性ステイシー・サットンと出会う。ゾリンの計画がシリコンバレー全体を狙った壮大な破壊工作であると判明し、ボンドはその阻止に奔走する。物語はロマンスとスリルを織り交ぜながら、クライマックスの決戦へと突き進む。

感想・評価

ロジャー・ムーア最後の007。この最長記録はまだ誰も破ってない。まずそれがすごいんだけども、映画としてもかなりおもしろい。これまでさんざん見てきたスキーアクション(アクションと言っても基本逃げるシーン)がついにスノーボードっぽくなったし、グレイス・ジョーンズが演じたメイデイの妙な存在感もよかった。タニア・ロバーツがボンドガールだったと思うんだけど明らかに存在感は上回ってた。後半のサンフランシスコでのシーンも新鮮だったし、最後の橋でのシーンも楽しめる。

★★★★★★★★☆☆

【映画】007/美しき獲物たち(1985)の感想とあらすじ