• 建島 陽一

    Film Picks Review

※感想はネタバレを含みますのでご注意ください。

007/リビング・デイライツ
The Living Daylights
1987年
ティモシー・ダルトン
マリアム・ダボ
ジョー・ドン・ベイカー
アンドリアス・ウイスニウスキー
アート・マリック
ジョン・リス=デイヴィス
ジェローン・クラッベ
ジョン・テリー
ロバート・ブラウン
デスモンド・リュウェリン
キャロライン・ブリス

あらすじ

MI6がソ連高官の亡命を手助けする作戦「リビング・デイライツ」から始まる。しかし、作戦中にジェームズ・ボンドは暗殺者として狙撃手を発見し、彼女がただの陽動と見抜いて攻撃を回避する。亡命した高官コスコフは、ソ連の指導者プーシキンがMI6エージェントを次々と暗殺しようとしていると警告する。しかし、彼の話には不審な点があり、ボンドは真相を探るためにウィーンやアフガニスタンを訪れる。調査の中で、ボンドは狙撃手だった美しいチェリスト、カラ・ミロヴィと接触。彼女は事件の鍵を握る重要人物であることが判明する。やがて、ソ連と武器密売、さらにはアフガニスタンのゲリラ戦争に絡む壮大な陰謀が明らかになり、ボンドはその計画を阻止すべく命がけの行動に出る。

感想・評価

ロジャー・ムーアが大人っぽいユーモアの溢れるキャラクターだったのに対し、ティモシー・ダルトンは見慣れるまで少年感が強く、そもそも主役っぽく見えなかったせいで軽い感じがしちゃうし慣れて受け入れるまでにまず時間がかかる。それでもティモシー・ダルトンは当時40歳から41歳前後。そこもびっくり。動きが大きいせいかアクション的には派手に見えて迫力もあっておもしろい。あとマネーペニーも新たにキャロライン・ブリスに変わってるが、それはそれでアリというかキャラクター性も変わってよかったと思う。プラスな側面としてはロジャー・ムーアがメジャー過ぎたせいで、本来の「裏」での活動っていう本筋は戻ったように感じた。

★★★★★★☆☆☆☆

【映画】007/リビング・デイライツ(1987)の感想とあらすじ