※感想はネタバレを含みますのでご注意ください。
ロックアップ
Lock Up
1989年
シルヴェスター・スタローン
ドナルド・サザーランド
ジョン・エイモス
ダーラン・フリューゲル
あらすじ
模範囚として知られるフランク・レオンは、婚約者メリッサと穏やかな日々を送りながら、残り半年で仮出所を迎える予定だった。しかしある夜、予期せぬ襲撃に遭い、凶悪犯が集うゲートウェイ刑務所に強制移送される。そこに待ち受けていたのは、冷酷な所長ドラムグールだった。ドラムグールは、かつてフランクが父との面会のために脱獄し、その過程で刑務所の不正を暴露したことで左遷された過去を根に持っていた。復讐心に燃える彼は、フランクに精神的・肉体的な拷問を加え、脱獄を誘発しようと画策する。その計画は、フランクが逃げた瞬間に彼を処刑するという冷血なものだった。
感想・評価
映画の冒頭から集中してみないとまず、仮出所中だという設定が理解できない。そのせいで服役中の刑務所に戻ってきたシーンはただの住み込みの職場だと勘違いしてみてしまったため、ドラムグールとの会話のシーンまで状況が理解できなかった。後半はドラムグールが色んな手段を講じてフランクを陥れようとする策略もおもしろかったが、途中で車を直すシーンなどは単に刑務所で過ごす囚人に焦点を置いててこれもよかった。が、最後にダラスが裏切ってしまうのは設定としては中途半端でもったいないのと、脱獄経路があまりにも簡単すぎる点ももったいない。
★★★★★★☆☆☆☆