• 建島 陽一

    Film Picks Review

※感想はネタバレを含みますのでご注意ください。

ハイジャック エピソード1:732便応答せよ
ハイジャック エピソード2:ファイナル・アプローチ
Final Approach
2008年
ディーン・ケイン
アンソニー・マイケル・ホール
リー・トンプソン
ウィリアム・フォーサイス
サニー・メイブリー

あらすじ

■ハイジャック エピソード1:732便応答せよ
凶悪なテロリストによる航空機ハイジャックを、乗員や乗客との息詰まる対決を通じて描いた2部構成の航空パニック映画。本作は前編として、国内線旅客機を舞台に謎のハイジャック集団の冷酷かつ巧妙な手口を浮き彫りにし、機内の細部にまで迫る緻密な描写が特徴だ。一見無関係に見える複数のエピソードが徐々に絡み合い、一つの物語として収束していく展開が見どころとなっている。また、クロスカットを効果的に使い、異なる場面を交互に見せることで緊張感とリアルな臨場感を巧みに演出している。

■ハイジャック エピソード2:ファイナル・アプローチ
ハイジャック犯ギリアドの狙いが10億ドルの無記名債権であることが明らかになる。元FBI捜査官ジャックは、その情報を連邦航空局で働く妻に伝える一方、撃墜命令を止めるため貨物室に潜入し、小型核爆弾の解除に挑む。ギリアドたちは目的を達成するとキャビンアテンダントを人質に取り、パラシュートで逃亡を図る。しかし、彼らが去った後も、乗員・乗客を乗せたままの732便は制御を失い、墜落の危機が迫る。

感想・評価

2話構成のテレビ映画。1話目の時点でテレビ映画だと気づかないので「to be continued」で終わるとびっくりする。しかもびっくりするほどおもしろくない。難しそうに感じるそれぞれのエピソード一つ一つが弱く、伏線回収したところで何も盛り上がらない。ディーン・ケインが主役のはずなのに海外のポスターは敵役のアンソニー・マイケル・ホールなのも不思議。

★☆☆☆☆☆☆☆☆☆

【映画】ハイジャック(2008)の感想とあらすじ