※感想はネタバレを含みますのでご注意ください。

タイム・チェイサー
I'll Follow You Down
2013年
ハーレイ・ジョエル・オスメント
ジリアン・アンダーソン
ルーファス・シーウェル
ビクター・ガーバー

あらすじ

物理学者のガブリエルが突然失踪し、家族は悲しみに暮れる。彼の息子エロルは成長後、父の研究ノートを見つけ、彼がタイムトラベルの実験中に行方不明になったことを知る。エロルは家族の絆を取り戻すため、父の足跡を追いタイムトラベルを試みる。しかし、過去を変えることのリスクと、現在の愛する人々への影響に葛藤する。愛、喪失、選択のテーマを描いた感動的なSFドラマ。

感想・評価

すでにある程度幸せな生活を送れている主人公が、父親を探すために過去へ行くべきかどうか悩むのは、本心で言えば単に過去へ行ってみたいという感情も少しだけ垣間見えるが、結局過去を修正する必要ができてしまう。祖父は研究を完成させたい気持ちがどうしても先行してしまうんだが、このキャラクターそのものがヴィクター・ガーバーがかつて演じたDC海外ドラマ『アローバース』シリーズのシュタイン教授そのもの。アローバースが好きな私にとってはこの上なくテンションの上がる出来事だ。

偶然にも似た様なキャラクターを演じているというのは人によってかなり評価を変えてしまう。

結局のところ映画の本筋と個人的な好みの傾向が含まれたことによって「いい映画」と感じてしまう作品だった。

★★★★★★★☆☆☆