• 建島 陽一

    Film Picks Review

※感想はネタバレを含みますのでご注意ください。

ザ・フラッシュ
The Flash
2023年
エズラ・ミラー
サッシャ・カジェ
マイケル・シャノン
ロン・リビングストン
マリベル・ベルドゥ
キアシー・クレモンズ
アンチュ・トラウェ
ベン・アフレック
マイケル・キートン

あらすじ

フラッシュとして活躍するバリー・アレンは、亡き母ノラを救いたい一心で、偶然見つけた時間遡行能力を使い母の死を回避することに成功する。しかし、元の時代に戻る途中で謎の黒い存在に襲われ、2013年の別の現実に飛ばされる。そこでは、生きている母と父、そして環境の違いから性格が異なる18歳の自分と出会う。バリーは若き自分に能力を与えようと試みるが、その結果、自身の能力を失ってしまう。その現実ではゾッド将軍が地球を脅かしていたが、本来対抗すべきスーパーマンは姿を見せず、ワンダーウーマンは行方不明。アクアマンの存在もなく、サイボーグはまだ普通の人間のままだった。唯一、バットマンがこの時代にも存在していると知ったバリーは、18歳の自分と共にウェイン邸を訪れ、ブルース・ウェインとの接触を図る。この出会いが、彼らに新たな希望と戦いの可能性をもたらすのだった。

感想・評価

冒頭はジャスティス・リーグとしての活躍を描いているためバットマン(ベン・アフレック)、アルフレッド(ジェレミー・アイアンズ)、ワンダーウーマン(ガル・ガドット)もアクアマン(ジェイソン・モモア)までが勢ぞろい。わきを固めすぎててよほど自信がなかったのか。フラッシュは既にグラント・ガスティンがドラマで成功していたことからもどう描くのかに視線が注がれていた印象だが、エズラ・ミラーは同じバリー・アレンでも幼く見えるし、おっちょこちょいすぎる。どうしても比べてしまうため、弱く映ってしまうという点で既に下地作りに失敗している。マイケル・キートンはマイケル・キートン版のバットマンじゃないバットマンを演じてるような印象。ややこしいけど。ジョージ・クルーニーのサプライズはよかったが演者でごまかしてトータルではやはり失敗してるだろう。

★☆☆☆☆☆☆☆☆☆

【映画】ザ・フラッシュ(2023)の感想とあらすじ