※感想はネタバレを含みますのでご注意ください。
Netflix ナイト・エージェント(シーズン1)
The Night Agent
2023年
ガブリエル・バッソ
ルシアン・ブキャナン
フォーラ・エヴァンス=アキンボラ
サラ・デジャルダン
イヴ・ハーロウ
フェニックス・ライ
エンリケ・ムルシアーノ
D・B・ウッドサイド
ホン・チャウ
あらすじ
FBI捜査官ピーター・サザーランドは、たまたま乗り合わせたワシントンの地下鉄の爆弾テロを防ぐ。父が反逆者とされて事故で死んだために汚名がつきまとうピーターは、大統領の古い友人で主席補佐官のダイアン・ファーによって、ホワイトハウスで連絡係として電話番をする仕事を与えられる。ピーターはダイアンを強く信頼する。1年後、ピーターは米国政府の最高レベルに潜むスパイに関する大規模な陰謀に巻き込まれる。国を救うため、彼は裏切り者の必死の捜索に突入する一方、元テック企業のCEOローズ・ラーキンを彼女の叔母と叔父を殺害した者たちから守る。
感想・評価
めちゃめちゃおもしろい。『ナイト・エージェント』というタイトルでありながら主人公はナイト・エージェントのための電話番。そして最後にナイト・エージェントに昇格するというヒーローものの前日譚を見ているようだ。そのせいか、格闘シーンなどのいくつかの場面はローズに助けられて決着をつけているところからもまだ未熟さがあることを演出している。補足要素として、筆者はもちろん海外ドラマ好きにたまらない『24』っぽさをたくさん含めている。主人公はキーファー・サザーランドをもじったかのような名前(ピーター・サザーランド)で、大統領役にはかつて『24』のシーズン6でノア・ダニエルズ副大統領の首席補佐官を演じたカリ・マチェットを起用しており、シークレット・サービスのひとりには『24』でウェイン・パーマー役だったD・B・ウッドサイドを起用している。暗殺者エレン役のイヴ・ハーロウはなぜかローラにしか見えなかったし、そういった意味では余計な見え方をしてしまっている部分もあるが、シーズン2が楽しみで仕方ない。
★★★★★★★★★☆