※感想はネタバレを含みますのでご注意ください。
Netflix アドヴィタム
Ad Vitam
2025年
ギヨーム・カネ
ステファニー・カイヤール
ナシム・リエス
ジタ・ハンロット
ヨハン・ヘルデンベルグ
あらすじ
妊娠中の妻と自宅にいるところを襲撃された元エリート特殊部隊GIGN(国家憲兵隊治安介入部隊)の隊員フランク・ラザレフは殺人未遂から逃れた後、謎の武装集団に誘拐された妻レオを探さなければならない。彼は過去に囚われ、手に負えない国家問題に巻き込まれる。
感想・評価
10年前、特殊部隊員だったフランク。ある日、ホテルで銃声がしたと連絡を受け隊員と共に向かう。事件に介入する許可は下りなかったが、様子を見にホテルに入ると超偶然、犯人と遭遇してしまう。急な銃撃戦となったことで同僚のニコが死亡。後輩のベンも重症を負ってしまう。フランクはこの責任を負って除隊。まぁ実質クビなんだが、この時に遭遇した犯人が政府に関わる問題の事件だったことを知り、その証拠となる血のついたワッペンを隠す。とここまで10年前からさかのぼって少しずつ現在に進んでいく。その上で、冒頭、殺し屋集団が家に押し入った際に妊婦のレオが戦えることに驚く。冒頭の時点でレオも隊員だったことには一切触れられていない。さかのぼる順序が違えば個人的にはもう少し見やすかった。見始めてしばらくレオ役の女性はメリッサ・ブノワだと思ってたが違った。まぁそれは余談として。そもそもこの事件の背景、全貌を知るきっかけとなったニコの息子とのやり取りがあることも考えて、ラストはあまりにもあっさりしていて非常にもったいなかった。「あれ?ラスト手抜いた?予算尽きた?」と思ってしまうくらいあっさりしていた。もったいない。
★★★★☆☆☆☆☆☆